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双極性障害者が語る 精神病院での暮らし

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精神病院

双極性障害のる。です。

精神病院にある閉鎖病棟の保護室から、一般病室に移ったときのお話をしたいと思います。

保護室についてはこちらの記事をご覧下さい。

保護室から閉鎖病棟の一般病室へ

保護室から一般病室へ移るのは、まずは慣れるために「昼間だけ」というところから始めました。

あんなに出たかった恐怖でしかなかった保護室から出られて嬉しいはずなのに、出たばっかりのときは、周りが見える=周りからも見えるということで同室の患者さんが怖くて堪りませんでした。

とにかく落ち着かなくて、4人部屋の自分の病室のベッドに腰かけることもできず、一般病室にいる間、しきりにベッドの前で足踏みをしていました。

当たり前ですが、一般病室では知らない患者さんが同じ部屋にいて、カーテンしか仕切りがないんです。鉄の扉で閉ざされた保護室から開放されたのに、カーテンしか仕切りがないというごくごく当たり前のことが怖くて仕方ありませんでした。丸裸にされた気分でした。

眠るときは保護室

昼間だけ一般病室にいて、夜眠るときは、保護室に戻るというのを繰り返していましたが、あんなに恐怖だった保護室に戻るとき、非常にほっとしている自分に気づきました。

とは言っても保護室に戻ると、やっぱり保護室が怖くてドアの横の細くて小さい窓から外を眺めることは止められませんでした。


保護室から本格的に一般病室へ

記憶があいまいですが、数日間昼間だけ一般病室にいて夜眠るときは保護室というのを繰り返した後、一般病室に移る日が来ました。

「今日から、一般病室です」

と言われて、保護室を出ました。

昼間だけ練習してたのと同じ4人部屋でした。同じ部屋に知らない患者さんがいます。カーテンしか仕切りがありません。恐怖でした。

様子を覗こうと、パイプ椅子にこしかけて、カーテンの下の隙間から、カーテンの仕切りで区切られている前の患者さんの様子をうかがうということをしました。かなり変だったと思います。

向こうもこちらが覗くので、向こうも覗きかえすという結果になりました。覗き返されたことで、内心パニックになってました。

一般病室は怖いって思いが強くなりました。保護室から出たので、もう戻るところはありません。ドアのそばの病室だったので、せめて一般病室の部屋のドアだけでも閉めようと思って、ドアを閉めるということをしました。看護師さんが飛んできて、ドアを開けられました。

ドアは開けとくようにと、お説教を食らいました。

保護室の、鉄のドアとセメントで囲まれた壁が懐かしくなりました。

何日かいるうちに一般病室にいることに少しずつ慣れて行きましたが、今考えるとずいぶん、おかしな行動をしていたと思います。

(執筆 る。)

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る。 by

る。と申します。パワハラから鬱病を発症し、統合失調症と診断され、統合失調症の本を読んでも、なんか違うと思いつつ障害者してましたが、転院して発達障害+双極性障害と診断されました。ゲームと映画が好きです。