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私は適応障害を抱えて、どうやって大学生活を過ごしたか

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適応障害 大学

こんにちは。ライターの結です。私にとって5月は花粉症に悩まされる時期です。

LoveHandiの記事を読まれている皆さんの中には、大学生としての生活を始めた方もいるのかもしれません。どうしてこんな話をするかと言うと、慣れない日々を続けていくうちに、気づいたら全身が動かなくなってしまった―――なんてことがあるからです。

適応障害とは

私自身が大学の1年目で体調を崩した際に、心療内科で適応障害という診断を受けました。適応障害で療養されている著名な方ですと、皇太子妃雅子さまを挙げる方もいるかと思われます。

(参考:宮内庁HPより)

適応障害を簡単に説明すると、環境の著しい変化に身体がついていけなくなります。症状は診断を受けた方によって異なります。私の場合は突然泣き出してしまうなど感情が不安定になる、全身が鉛のように動かなくなり通学や日常の移動が困難になる、口にする料理が味気なくなるなどの症状が出ていました。

脳が身体に対して「動きたい!」という指令を出しているのにもかかわらず、身体の方は「まだ休んでいよう」と、指令が遮られた状態が続き、正確な時刻を表すことのできない時計のように壊れた状態が続いていたのです。

(参考:MyclinicHP 『適応障害を知ろう』ページより)

当時は思い当たる節を探す余裕がないほど疲弊していましたが、大きな原因としては一人暮らしと学業の生活に神経質になりすぎたことだったと、今では考えています。相談できる人もあまり多くは無かったので、ストレスをため込んでしまいがちだったことも要因の一つでした。


辛い環境から離れて

適応障害の診断を受けて以降、大学は1年間休学して治療を優先しました。かかりつけの心療内科と通っていた大学のカウンセリングを定期的に受けながら1日を過ごしていました。自宅の中を少しずつ動けるようになった後は、近所を歩き、たまに電車やバスを利用してちょっとした遠出をするなど、自分ができることを一つ一つ階段を上るように活動範囲を広げて行きました。特に継続してカウンセリングを受けたことで、自分のストレスの原因やそれらを緩和させる行動や習慣を見つけることができ、徐々に前向きな思考を持つようになった頃でもあります。

復学後

休学から1年が経過し、履修登録を終えて復学しました。

入学以降の遅れを取り戻そうと急ぐのではなく、授業に関してはできる範囲での出席に抑え、欠席する場合は科目の先生にメールでの連絡のほか、診断書のコピーを渡すこともありました。対応は先生によって異なりましたが、大抵の場合は出席日数の考慮や試験を別日に設けていただけるなど、真摯に対処してくださった先生方が多かったです。

通院やカウンセリングを継続させながら、最終的には4年生で卒論の提出とポスターセッション(卒論の発表会)を終え、無事に卒業することができました。

大切なのは無理をしないこと

高校を卒業してからの大学生活は、新しい授業を受けたり、バイトを始めたり、友人と遊んだりと、様々な日々を過ごせる期間です。しかし、同時に無理やストレスがたたって体調を崩してしまうこともしばしばあります。今回は適応障害という私の精神疾患を題材に記事を書かせていただきましたが、妙に気分がすぐれない、朝起きたときにいつもと調子がおかしいと感じたら、医療機関やキャンパス内にあるカウンセリングなどのサポートを受けてほしいです。仮に何もなかったとしても、私のような状況に立った時に決して孤立するようなことはないと考えることもできるからです。

長々と書いてしまいましたが、体調に気を付けながら、学生の皆さんにとって良い学生生活をお過ごしください。

(執筆 結)

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結 by

結です。
小説と音楽を中心に色んなことをしています。
大学時代に適応障害の診断を受け、治療を始めました。
現在は小康状態でアルバイトもできるようになり、少しずつですが活動範囲を広げています。