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突発性難聴とADHDを抱えるバンドマン・ライター「もき君」

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ADHD 突発性難聴 もき君

こんにちは。ライターの結です。

記事とは一切関係ないですが、カフェラテをこよなく愛しています。

実は都内某所で、あるハンディキャップを持つ方とインタビューを敢行しました。

それは私の知人である「もき君」です。

彼は現役の大学生で、2人編成のバンド「蛍火が消えたから」ではボーカル兼ギター、作詞、作曲を担当し、更に小説やシナリオ、ウェブライター等の執筆活動も精力的に行っています。

しかし、もき君は片耳が聴こえない「突発性難聴」と発達障害である「ADHD」を持ちながら現在の活動を継続しています。そんなもき君がどのようにして自らの持つ状況と関わってきたのかを対談形式でインタビューしました。


耳が聴こえなくなった出来事

今日は宜しくお願いします。まず、もき君が突発性難聴になったその時の状況はどんな感じだったのでしょうか?
もき君
自宅の部屋のスピーカーを通して、音楽を聞いていた時のことでした。夜とかに好きなデスメタル聴いてて、耳が急に聞こえなくなったのが初めてかもしれません。
びっくりしますよね。突然聴こえなくなるって。
もき君
病院で診てもらっても異常が見当たらなかったのですが、別の日にライブハウスでのバイト中にも耳が聴こえななってしまいました。『あれ、おかしいな』って。また病院に行って調べてもやっぱり原因不明で、突発性難聴と知ったのはかなり後の事でした。
人によって耳の何処に異常が生じるかも異なってくるみたいですからね…。そのあとどのような生活の変化がありましたか?
もき君
当時組んでいたバンドが、僕の耳が原因で解散となりました。そこからの経験を踏まえて、現在のバンド『蛍火が消えたから』で音の出るパートを絞って2人編成になったんです。
耳の負担を軽減させるための編成なのですね。しかし、実際にステージでどんな音が鳴っているとか、音量とかを調整するのってかなり大変だと思います。
もき君
そこはスタッフの子にお願いして、フロアで聴いてもらってからライブの音を決めているんです。他にも相方(ドラム)が僕の聴覚で聴こえやすいように、ドラムの鳴り方を調整してくれていたりと、助けてもらっています。
良いメンバーに支えられてもき君の音楽が作られているのですね。

聴覚障害とADHDによる悪循環

次はADHDについてですが、それはいつ頃判ったものでしたか?
もき君
大学進学以降のことだったのですが、耳が原因で中々バンドが組めなくて、弾き語りで活動していたんです。月に5、6本はライブハウスに出演して、バイトも20連勤とかが当たり前でした。
学業もあるから、かなりストイックな生活になりますね…。
もき君
ただ、僕はよく一つの物事に集中しがちで、バイト中にいきなり声を掛けられたりして作業を止められるとパニックになるんです。それによく聴こえないこともあって… 。
突然怒られたり、指摘された形になっていて、何が起きたかよくわからなくなってしまうということですね。
もき君
そうですね。聴覚障害も発達障害もどちらかが辛いのではなく、両方があることの辛さがあります 。
ここまでの話を聞くと、相当無理な生活をしていたと考えられますね。
もき君
はい。それからは身体を壊してしまって、暫くは無気力状態になっていました。そこで病院に行って判ったんです。自分がADHD で、更にうつ状態にあることを。そこから閉鎖病棟で2か月間入り、そこから徐々に身体を戻していき、現在に至ります。

「仕方ない」という言葉は使いたくない

ここまで、聴覚障害とADHD について話してもらいました。ここからはもき君が今の活動を続ける理由を聞かせてください。
もき君
作ることが楽しいかと言われたら、正直に『うん』とはいえないです。でも、僕にとっては感情を吐き出していく何かしらのアウトプットが必要で、それが日常になっているんです。僕がバンドを組んでいるのも、バンドとして表現したい音楽があって『耳が聴こえないから仕方ない』という言葉は使いたくない。だからバンド編成も工夫して今に至りました。
アウトプットによってどんなことが変わりましたか?
もき君
音楽以外のアウトプットではツイキャス(インターネットの生配信サービス)を始めて、偶然僕の配信を見ていたユーザーさんからウェブライターのお仕事を頂くようになりました。他にも小説という音楽とは別の表現があるおかげで、作品を通して自分を見つめなおすことができ、精神的に安定しています。

「自分の手の届く範囲に相談できる環境を」

もき君にとって、創作はとても重要な位置付けになっているんですね。では、最後にもき君と同じような悩みを抱えている人たちにメッセージがありましたら、教えて下さい。
もき君
もし僕と似た症状があっておかしいなと感じたら、我慢せず病院に行って欲しいです。ADHD を例に話すと、人に相談することや説明がなかなか難しい時がありました。それでも病院の先生からADHD の人たちと関わってきた経験を聞くことがあります。他にもSNS を通じて自分と同じ悩みを持つ人たちと交流するのも良いと思います。どんなやり方でもいいので、自分の手の届く範囲に相談できる環境を作って下さい 。
今日は本当にありがとうございました。もき君の活動を応援しています。
もき君
はい!  結さんもありがとうございました!

もき君の活動が気になる方は是非Twitterをチェックしてみてください↓

もき君Twitter

■参考

突発性難聴-マイクリニック公式HP

大人のためのADHD.co.jp 公式HP

(インタビュアー&執筆 結)

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結 by
結です。
小説と音楽を中心に色んなことをしています。
大学時代に適応障害の診断を受け、治療を始めました。
現在は小康状態でアルバイトもできるようになり、少しずつですが活動範囲を広げています。