障害者ライター陣の書く、障害者と健常者を繋ぐWEBマガジン

「車椅子ライダー」が視線から考える、本当のコミュニケーション

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視線

ライターの蛙屋(かわずや)です。

私は麻痺障害を抱えているので、車椅子に乗って普段は生活をしています。

車椅子ライダーの目の高さは120~130cmくらいでしょうか。測ったことないので目見当ですけど、小学校の低学年とだいたい同じです。だから、たいていは見上げて喋ることになるのですが……。

車椅子ライダーとは視線が合わないのか?

視線が低いと苦労も多いです。店の陳列棚の上のほうはよく見えません。

レンタルビデオ店ではいつもタイトルが見えず、眉間が痛くなります。

一番面白い? のは人の目線です。

ほとんどの人は車椅子の高さの目線に慣れていません。子供と同じくらいですからね。かといって、私は子供じゃなくいいオッさんなので、相手も見下して話すのは抵抗もあるのでしょう。変に視線が泳いだりします。

なんとなく目を合わせづらいのでしょうか。お互いになにかズレているような気がします。

上から見られることは特になんとも思いません。車椅子に乗っていればいつものことです。ただ、相手も慣れない高さなので、ちょっと「あれ?」という感覚があるのでしょう。

適度な距離感が大切です

わざわざ腰を下ろしてくれる人もいます。そこまでしてくれなくてもいいのですが、目線の高さを合わせてもらえば悪い気はしませんし、こちらも首を痛くしないで済むので嬉しいですね。
ただ、妙に顔を近づけてくる人もいて、きっと車椅子に乗っているだけで耳が遠いとか、うまく喋れないとか、別の障害もあるように勘違いされてのことだと思うのですが、それをやられるとこっちも緊張します。


気遣いはありがたく、近づくなとは言いませんけれど、適度な距離感でいてもらえるほうが助かります。

まずはこっちを見てください!

あと、不思議なことですが、障害者と喋らない人もいます。

出かけるときは介助する誰かがたいてい一緒にいるのですが、私が質問したことに対して、介助人のほうにばかり答えるような人です。

障害者に言っても理解できないと思われているのか、主導権が健常者の介護人のほうにあると考えているのか、単に「お前とは話したくない」ってことなのか、よくわからないです。

前述したように、車椅子ライダーとは目線が合わせにくいからかもしれません。

そんなときはさすがに「俺が訊いたんだから俺に話せよ!」って気分になります。

もしかしたら会話も大変そうだからと配慮してのことかもしれませんが、別な意味で見下されているようで、腹が立ちます。

障害者に気を遣ってしまうのは当然と思います。様子がわからないと手を出しにくいのもわかります。

でも、まずは視線を合わせることからコミュニケーションが可能になると思うので、できるだけそうしたいですね。

(執筆 蛙屋(かわずや))

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蛙屋(かわずや) by

蛙屋(かわずや)です。本名でもなく、別にカエルも売っていません<(_ _)>。
交通事故で頸椎損傷。以来、四肢麻痺の車椅子乗りをやっています。
体験談や感じたことを書きつらねていきますので、時間つぶしにでもどうぞ♪
あ~~毎日、好きな熱帯魚眺めながら美味い酒飲んで暮らしたい……