ライターのもきです。夏も近づき暖かい季節になりましたが、みなさんどうお過ごしでしょうか?今日は一見関係の無いようで、実は関係深い「障害者と虚言癖」というテーマで書いていこうと思います。
どうしても嘘をついてしまう人間の性質をあらわす専門用語で、1891年にドイツの心理学者アントン・デルブリュック(Anton Delbrück)によって提唱された。
引用 Wikipedia より
自分をよく見せようとする「虚栄心」や、「自惚れ」が一般的です。嘘を重ねて病的になっていくと、もはやどれが本当で嘘なのかすわからなくなってしまいます(僕もそうでした)
小学校の頃、友達とかなり激しい喧嘩になって、その友達の親に「お前は精神異常者だから精神科に行け」と言われてしまったことがあります。それで親と病院に行くと先生からADHDと言われてしまいました。
その噂は保護者の間でこそこそと伝わり僕は小学校の時から「精神異常者」というレッテルを貼られてしまいました。
心の奥底ではずっと自分のことを「精神異常者」だと言い続けている人間が家族や友達も含めて全員だと思っていました。親が探しているものを、わざわざ見つからないような場所に隠したり、友達が探しているものをわざわざ違う部屋まで持っていって本当に見つからないようにしたり。
知らず知らずのうちにものを隠す癖が身につきました、今それを聞かれても、なんでやってしまったのかは見当が付きません。「悪い事をして困らせてやろう」っていう気はさらさらなく、ただ「なんとなくやってしまった」そう答えるしかありませんでした。
昔は隠す癖はありましたが、今はもうなくなりました。
けど、今でも虚言癖はよくあります。
この記事を見てくれる人にもリアルの友達やネットの友達もたくさんいますが、
詳しいことは話せませんが「今でも虚言癖はあります」
理由は「なんとなくです」
ここまで読んで「障害者」と「虚言癖」は関係ないだろうと思った人が大半だと思います。しかし、ここからが少し重要になってきます
演技性人格障害はご存知ですか?
極めて扇情的な行動や他者を巻き込む程の虚言など常識を外れた言動をしてでも周囲の関心を集めたいと考えてしまう心の障害です。
引用 Doctors me
例を挙げると、知らないものや話題に「知ってる、知ってる」と答えてしまうことや、場合によっては、意味もなくため息をついてしまうのもその傾向があるそうです。
演技性人格障害になってしまう大きな原因
演技性人格障害を発症してしまうのは、本人が常々「他者からの関心」が不足していると感じているからです。
そして、その「他人からの関心」を渇望してしまう状態に陥ってしまう原因として多いのが、過去のトラウマです。
親から受ける愛情が不足していた経験や、集団生活において無視されたり仲間外れにされた経験などが例として挙げられます。
おわりに
現段階で、虚言癖や演技性人格障害の治療は研究段階で治療は難しいとされています。
無理に自分を作って治すのではなく、自分の障害や過去のトラウマとしっかり向き合っていくことが重要になっていくのではないかと私は考えます。
(執筆 もき)