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発達障害と進学・就職について

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障害者 就職 進学

ご自身やわが子が発達障害と診断されると,将来が閉ざされると考える方が多いかもしれません。人生は様々な選択を経て自己の確立がなされるとも言えますので,発達障害だとその選択肢が狭められ,将来が閉ざされると考えるのは当然です。でも本当にそうでしょうか。現在の学校の状況から発達障害を抱える人の進路や就職について述べていきます。

学校における発達障害への取り組み

現在は発達障害を抱える人が人口比で3~5%と言われています。別の調査では6%を超えるという結果も出ていますが,おおむね5%前後と言えるでしょう。小学校の30人クラスで5%とすると1.5人となり概ね平均して1クラス1~2人の発達障害児がいる計算になります。筆者自身もその一人でした。思い返せば,私一人だったと思います。

現在は幼稚園から小学校,中学校,高校まで「特別支援教育コーディネーター」が基本的には配置されていますので,相談することもできますし学習に当たっては配慮も受けられることになっています。実際は各学校でその体制が異なりますので確認してみましょう。

発達障害者への大学入試における配慮

現在,国内にある大学の半数以上に発達障害を抱える学生を支援する部門が設置されるようになり,今後も増えていく見込みです。

大学入試に関してもADHDやアスペルガー障害など,その特性に配慮した環境での受験が可能になってきています。


また,入学後も単位認定試験などでは申し出をすれば障害特性に応じた配慮を受けられますし,進路についても,以前よりも発達障害への理解が進んできているため受け入れ企業の増加や,進路アドバイスの担当者が発達障害を理解して特性に応じた進路を一緒に考えてくれるようになってきています。

発達障害と進学・就職 まとめ

私自身も発達障害を抱えながら大学院に進学し,教育学修士の学位を取得しました。現在は保育園の園長をする傍ら,保育士養成校の講師をしています。

発達障害でも自己認識し生活の中で工夫することによってさまざまな仕事に就くことができます。発達障害というと,人との関係を理解できないという特性が取り上げられることもありますが,私自身のことで言えば,保育士と保護者という関係では子どものことに話題が限定されますので,同僚よりは保護者との方が関係がとりやすかったです。

知人には発達障害を抱えながら臨床心理士に就いている方もおりますし,研究者などには典型発達の方よりも適性があるかもしれません。

発達障害を悩むより自分の特性を理解して将来を考えていく方が豊かな人生につながっていくのではないでしょうか。

ご自身やお子さんの特性を理解し踏まえながら進学や就職をお考えになってはいかがでしょうか。

(執筆 平泉(たいらいずみ))

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平 泉(たいら いずみ) by
公務員保育士として25年働いたのち、大学院に進み教育学修士を取得(発達心理学分野)。自らがADHDとアスペルガー障害の併存型であり、研究対象も幼児の発達障害という…根っからの発達障害者です。