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適応障害とストレスの”3つ”関係性

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こんにちは。ライターの結です。

よく「結」と書いて「ユイ」と呼ばれることが多いのですが、実は「結」と書いて「ユウ」と読みます。

今回は記事を書くにあたって岡田敬司著「ストレスと適応障害 つらい時期を乗り越える技術 (幻冬舎新書)」を参考にして記事を書いています。

以前、私は適応障害と大学生活の記事を執筆しました。適応障害はストレスの影響を身体に受けやすく、私自身も療養中はどうしても授業の遅刻や欠席を選択する必要がありました。現在はアルバイトを行いながらの生活を続けているのですが、連勤が続いて心身に厳しい状況の際には早退することもあります。どちらも毎日の生活の経験から、疲弊していると感じたらできる限り休息をとるようになりました。

それでは、本題に入っていきましょう。

ストレス反応から適応障害に至るまで

ストレスによる身体的な影響で共通するのは、食欲不振・高血圧・頭痛・病気になりやすくなるなど、ストレスに対する防衛反応が起こるという経験が皆さんの中にあると思います。その状態が悪化すれば胃潰瘍や糖尿病、感染症のリスクが上がりやすくなります。
(同書29,36頁参照)

そしてストレス反応が脳に影響を及ぼすようになると、海馬という記憶や学習機能を司る領域が縮んでしまいます。これがPTSD(心的外傷後ストレス障害)やうつ病の原因となり、無気力状態や記憶能力の低下を引き起こすのです。
(同書37,38頁参照)

適応障害は本来、海馬の領域が委縮するところまでは至らないのですが、それでもストレスによって精神的に不安定になり抑うつ症状等が出てきます。

引き起こす原因の大部分を占めるのが生活環境の大きな変化で、私も大学進学後の生活で適応障害による心身のバランスが大きく崩れました。学校以外にも職場環境では異動・退職のほか、対人トラブルや人との別れなどが適応障害の引き金につながると考えられています。

ここからは例として仕事で起こる可能性のある適応障害を3つ挙げて説明していきたいと思います。

【1】ストレスに対処しきれなくなる

若い人の適応障害に多く、私もこの例に近い状態でした。慣れない仕事による過労・睡眠不足がたたり、脳や身体にとって過剰な負担がかかりっぱなしになる状況が続いてしまいます。締め切りと格闘しながらの勤務や、相談できる相手が近くにいない等、新しい環境についていくことが日に日に困難になってしまいます。脳と身体のかみ合わせが悪くなり、記憶力の低下や抑うつ状態を招き、適応障害へ繋がるケースです。


【2】「らしさ」を妨げられてしまう

皆さんは趣味や日課など、自分の生きがいとなるような活動を止めなければならないという状況が訪れたら、辛いと感じる人が多いと思います。状況に対して反発したり、怒りや悲しみを持ってしまったりと反応は様々なものになりますが、社会ではじっと耐えて過ごす場面も少なくありません。このように自分の中から長期間「らしさ」を封じられてしまい、それがストレスとして積み重なって適応障害となる例です。

【3】人に振り回されてしまう

意外に思われるかもしれないのですが、体力面・精神面に恵まれた人であっても「まさか自分がなるとは…」と、適応障害を引き起こす場合があります。これは経験豊富な上司や先輩にあたる人が陥りやすいケースです。後輩にあたる人が何らかの理由で手を焼いてしまう、またはその人と公私混同の相談を繰り返してしまい距離感が分からなくなる、といったコミュニケーションを上手くとれずにストレスとして蓄積され、文字通り振り回されてしまう状況から適応障害を起こしてしまうこともあります。

適応障害やストレスには、まずは休息を

上記で書き記した通り、適応障害は様々な環境の変化とそれに伴うストレスから引き起こされる疾患です。しかしながら、同じ環境でもストレス耐性や症状の感じ方が幅広く、個人差があります。その中でも共通して言えるのは心身に負担がかかりすぎていないかどうか、確認できる機会を失ってしまいがちです。いつもと状態がおかしいと思ったら、早めに仕事を切り上げたり、いつもより睡眠時間を長くとったり、何かしらのリフレッシュをしましょう。

周囲が働いている中で職場を離れてしまうことに抵抗があると感じる人も多いと思いますが、休息が取れていないと、突然身体を動かせない事態に直面し、日常生活に大きな支障が出てしまいます。
適応障害の経験から、毎日の生活の中で自分の身体と相談しながら、適度に休息を取って過ごすことが大切だと実感しました。

皆さんもどうか、身体に気を付けてお過ごしください。
ライターの結でした。

(執筆 結)

参考

ストレスと適応障害 つらい時期を乗り越える技術 (幻冬舎新書)

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結 by
結です。
小説と音楽を中心に色んなことをしています。
大学時代に適応障害の診断を受け、治療を始めました。
現在は小康状態でアルバイトもできるようになり、少しずつですが活動範囲を広げています。