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朝、突然起き上がれない? 「起立性調節障害」を調べて分かったこと

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起立性調節障害

ライターのもきです。みなさんどうお過ごしでしょうか?

たまたまネットでこういう記事を見つけました

体調が悪くて朝起きられず、学校に行けない――。そんな子どもは「起立性調節障害」(OD)という病気かもしれません。一般的には思春期に発症し、春から夏にかけて症状が強まる傾向があります。怠け癖や夜更かしのせいだと決めつけず、病気を理解することが大切です。
東京都内の高校2年生の女子生徒(16)の体に異変が現れたのは、中学3年の春ごろだった。朝、ベッドの中で目が覚めても体がだるくて起き上がるのがつらい。やっと起き上がっても動悸(どうき)がして息苦しく、登校中に坂道で座り込んでしまいたいほどだった。

引用 朝起きられない…病気かも 自律神経の不調で症状様々-朝日新聞 デジタル

朝起きると、体が重い、動悸がする。関係がない第三者からすれば病気でもなんでもないと判断されてしまうと思います。

最近はインターネットからこの障害にかかわらず、たくさんの情報を調べることができます。しかし、この障害に関してはネットニュースにはなったものの、情報量に関しては他の障害と比べてもかなり少なく、信用性のある情報も少ないです

その点、僕はこの障害についてとても興味を持ちました。

記事にもある通り、春から夏にかけてとても多くなる傾向があるそうです。新しい学校や会社にようやく慣れてきたというのに、朝布団から出られなくなってしまうことはすごい悲しいことだと私は考えます。

朝起きても急に体を起こせなくなる障害、「起立性調節障害」。みなさんはどのくらい知っていますか? 実はこの記事を書いている僕はあまり認知していません。だからこそ、僕自身の勉強も兼ねてこの起立性調節障害について調べました。

この記事をきっかけにあまり日常生活になじみのないこの障害について少しでも興味を持っていただけたらと考えています。

起立性調節障害とは

自律神経失調症の一種。日本の中学生の約10%にみられ、特に思春期の子供に多いとされる。
身体的な症状としては朝起きられない・めまい・立ちくらみが一番多くみられ、その他にも動悸・息切れ・睡眠障害・食欲不振・腹痛・頭痛・倦怠感など人によりさまざまな症状が現れる。 午前中に体調を狂わし、午後になると改善する症状もある。
精神的な症状としては疲労感・過換気症候群・不安障害などがみられる場合もある。

引用 起立性調節障害-Wikipedia

まず最初に「自律神経失調症」の一種だということが定義されています。まずこの時点で、単純な身体障害の一種ではないことがわかります。
また、筋肉や骨などの障害異常と比べて自律神経の障害異常は、発見が遅くなる傾向があります。

思春期の子供に多いと書いていましたが、ネットのブログの記事を調べてみると36歳になってもなりうる病気です。
また、日本の中学生の10パーセントにみられると書いてあったのですが、病院で診察を受けても、ただの身体の疲労と診察されている場合も多く、割合は10パーセントより高くなると考えます。

午前中に体調を狂わして、午後に体調が回復するのは一例で、朝体調を崩してから三日間も動けなくなったという事例もあります。症状に関しては個人差があるようです。


起立性調節障害、どういうメカニズム?

人が起立すると血液は重力のために下半身に移動します。そのため動脈、静脈のいずれの血管系でも、血液の重力、すなわち静水圧によって血管腔が拡張するため、血圧が低下します。
また下半身に血液が貯留するため心臓に還る血液量が減少します。
これに対して健常者では、代償機構が作動し交感神経末端からノルアドレナリンが分泌され、血管収縮が起こり、血圧が維持されます。

ところがODでは、起立直後すぐに活発化するはずの交感神経が作動せず、また循環血漿流量も少ないことと相まって、血圧が低下したままになります。
一方、心臓は血圧を維持するために心拍数を増加させ、起立中に頻脈を起こします。

引用 起立性調節障害suport group

まず原因は現在研究段階で、自律神経が対処法の重要な鍵になるというところまでしかわかっていません。
この引用記事の内容をまとめると、起立した時(体を起こした時)に働く神経がうまく作用せず、また心臓にある血液量も少ないために、症状の一つである動悸や息切れの原因になるそうです。

しかし、起立性調節障害の他の症状である、食欲不振、睡眠障害、腹痛などの症状は研究段階で自律神経が要因というところ以外解明されていません。

起立性調整障害は遺伝する可能性はあるのか?

今の所、起立性調節障害が遺伝するという決定的証拠はありません。しかし、親から子供に遺伝するいくつかの体質や資質を考えると、起立性調節障害が遺伝する可能性を捨て去ることはできません。

体内時計(時計遺伝子)は遺伝する

地球の自転は24時間周期ですが、人間の体内時計は人によって23時間だったり、25時間の周期があり人によってバラバラです。
体内時計を形成する「時計遺伝子」は親から子供に遺伝することが考えられています。

引用 時計遺伝子とは-Wikipedia

自律神経の乱れる原因の一つに、睡眠時間や睡眠の周期があると言われています。
人によって睡眠時間や周期が違う、起立性調整障害は自律神経がうまく作用しないことが原因だとわかっている以上、体内時計と起立性調整障害の関係はそう浅いものではありません。

睡眠の質は遺伝する

睡眠の質は遺伝します。眠りが浅い、朝起きれない、夜寝つきが悪いなどの睡眠の質が悪い場合、自律神経系の働きを乱す場合があります。
こうした睡眠の質は後天的な生活環境が大きく影響していますが、以前も話した体内時計の睡眠周期や、親から子供に受け継がれる資質によっては睡眠の質も親から子供に遺伝する要素の一つであると考えられます。

起立性調節障害 まとめ

身近なようで、あまり身近じゃない「起立性調整障害」についてみなさんどれくらい知ってもらうことができたでしょうか。

5月から6月にかけては「起立性調整障害」で病院に通院する人の割合が最も増えるらしいです。

原因自体は詳しくわかっていませんが、みなさんもどうかお気をつけて。

(執筆 もき(蛍火))

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下北沢発 2ピースロックバンド 「蛍火が消えたから」でギターを弾いて歌ってます。最近は記事も書きます。
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