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発達障害のメリット(?)を当事者が独断と偏見で書きます!

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発達障害 メリット

発達障害というと,周りの人とのコミュニケーションがうまくいかないとか,片付けられないとか,忘れっぽいとかマイナスなイメージを持たれます。まぁ,実際そうなので否定はできないんですけど。ただ,自分の例でいえばメリット(?)もあります。発達障害の人,全員とは言いませんが共感していただけると思うことをご紹介しながら「発達障害も,そんなに悪いことばかりじゃないな」ってところに話の落としどころを持っていきたいと思ってます。

発達障害者だけど、なにげに勉強できる

もちろん全ての教科ではありません。僕の場合は国語(現代文のみ。また抒情的・文学的な表現は理解できませんし書けません),算数(100分率や比の計算はダメでした。微分積分もダメ),理科(生物には全く興味がなかったため,物理,地学に限定),歴史・倫理(地理・公民・現代社会には全く興味がなく,今でも苦手です)の4教科はまぁまぁいけました。なんせ高校入試は近隣では一番の進学校に,英語0点で国語,数学,理科,社会は満点という形で合格し,入学後に担任からカウンセリングを受けさせられましたので(笑)。

中学までは教科書を1週間で覚え,授業中は板書を見ているだけで覚えられました(得意科目だけです)。テストになると教科書や黒板が頭の中に浮かび,それを拡大していくと答えが書いてある,という感じでした。高校になると通うのが面倒になり,あっという間に成績は落ち,またカウンセリング(泣笑)。担任も困っていました。

なんとなくADHDやアスペルガー気質が「義務教育」という言葉に縛られていたんでしょう。高校では箍が外れ,さぼりの毎日でした。まぁ,中学もさぼりがちではありましたが。

興味さえ持てればアスペルガー障害(ASD)は学習効果が上がりやすいので,その特質があったからこそ国立大の大学院で学位が取れたんだと思います。大学には行ってませんが(汗)。

発達障害者は変わり者に好かれる傾向にある

会話の内容が限定的であれば,空気を読む必要性が低くなるのであまり問題が起きません。知らないことに興味をもってグイグイ行くので,職人さんには好まれます。箪笥職人さんには「弟子にならないか」と誘われましたし,車の修理工場でも修理の様子をずっと見ていたり質問したりしていたら「良かったら」と誘われました。靴磨きや布団の打ち直し職人さんにも誘われました。意識してはいないのですが話を聞くときにリアクションが大きいので,そのせいもあるかもしれません。


大学の先生にも面白がられます。職人さんと同じですね。グイグイ質問したり,遊びに行ったりしますが,一般的には恐れ多い方々なのでそういう形でかかわってくる人がいないのでしょう。

知的障害児・者の支援をしていたこともあるためか,街中で全く面識のない障害児・者に話しかけられることも多いです。地下鉄車内でその人のバッグの中身全てを露天商のように床一面に広げられ,一つ一つ説明されたときにはさすがに閉口しましたけど(苦笑)。

カーマニア,バイクマニア,おもちゃマニア,アニメ…オタクの方々にも捕まることが多く,イベントに行ったわけではないのにその付近にいるだけでガッツリ話しこまれます。…これはメリットではないかもしれませんが。

発達障害者は雑学が増える

いろんなものに興味があるので,専門家に教えてもらうことや自分で調べることも多く,一般的には知らないようなことも知っていたりします。逆に一般常識を知らない場合も多いのですが(涙)。なので,雑学といえるかどうか…一般常識に欠けることがあるので,メリットでもないかもしれませんね。

余談 発達障害者である私は道徳的だと思う(笑)

人との関わりをその場で判断することが苦手なので,最終判断は道徳の教科書や一般流通している「社会の常識」「人付き合いの基本」等の書籍に依ります。結果,マナー,エチケット,ルール,モラル,倫理などを重んじる,というか判断材料にするため良識的であるという評価をもらうことが多いです。ただ,柔軟性に欠けるため「融通が利かない」「俺たちの仲はそんなもんだったのか?」「水臭い」等,親しくなると途端に批判される羽目になりがちです(悲)。

発達障害 まとめ

マイナス面にばかりとらわれると人生が暗くなります。かといってマイナス面を見ないふりってこともできませんが…ただ,プラス面も必ずありますのでその点で自己肯定をしながら,マイナス面は対処法を探し,総合で±(プラスマイナス)ゼロ,もしくは微妙に+(プラス)になるような気持ちの持ち方ができるといいですよね。開き直りというよりは,自分を客観的に評価し,対応策を練るってことでしょうか。自分でいうのもナンですが,発達障害でもいいところはいっぱいありますから!

(執筆 平泉(たいらいずみ))

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平 泉(たいら いずみ) by
公務員保育士として25年働いたのち、大学院に進み教育学修士を取得(発達心理学分野)。自らがADHDとアスペルガー障害の併存型であり、研究対象も幼児の発達障害という…根っからの発達障害者です。