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うつ病・心因性歩行障害・心因性難聴を患った私の経験談

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ライターのハル門です。

一年前に、うつ病を発症。二か月前に、職場のパワハラで、うつ病の悪化と心因性歩行障害、心因性難聴を発症。あまり聞き慣れない心因性という言葉。私も二か月前、その病気の言葉に疑問を抱いた一人なのです。

今回は、私の経験をお話ししたいと思います。

たった一晩で、私の体は障害者になった

酷いパワハラを受けた翌朝、私は右耳に違和感を覚えました。右耳から聞こえる音がすべて、遠くから聞こえるのです。

そして、起き上がろうとすると右足が重く動かないのです。まるで、右足に重い石がついているかのようでした。何が起きたのか、全くわかりませんでした。

母を自分の部屋から大声で呼んで、事情を説明すると、母は言葉を失っていました。時間が経てば治るかもしれないと、一日休養すればと、母と私はそう判断しました。

母に欠勤の連絡を職場に入れてもらい、二人で「大丈夫」と何度も言いました。今思うと、あれは願望だったのかもしれません。しかし、その一時間後に事態は悪化します。今度は左

耳に違和感を覚えます。左耳にも強い耳鳴り、つまり私は両耳から強い耳鳴りを感じていたのです。そして、強いめまいと吐き気。これは、ただ事じゃないと判断し、病院に行くこと

にしました。前の晩まで普通だった私の体に何が起きたのか、私は強い疑問を抱きながら病院に行く支度をしました。

病院に行ってもわからぬ病気

総合病院に行き、謎は深まりました。

耳鼻咽喉科では、聴力検査と内耳検査。内耳検査というのは、聴力検査のように聞こえたらボタンを押すのではなく、内耳の機能を調べ実際に聞こえているかどうか機械で検査をし

ます。検査中は、耳にイヤホンを付けて、待つだけです。

整形外科では、血液検査、レントゲン、MRIをしました。

整形外科では、特に足は異常が無いと言われました。ここまで動かないのに、なぜどこにも異常が無いのか不思議でなりませんでした。

耳鼻咽喉科の先生は、検査結果を見ながら首をかしげていました。

検査結果は、聴力検査には異常がみられるのに、内耳検査では異常が無いということでした。

先生が説明するには、実際は私の耳は聞こえているのに、私には聞こえないと感じてしまうとのこと。

私には全く理解ができませんでした。

薬を出す関係で、耳鼻咽喉科の先生にお薬手帳を見せました。すると先生が、

「精神科に通っているのなら、大至急診療を受けてください。」

と言いました。

耳鼻咽喉科と整形外科の先生が、精神科に出すように各科の検査結果を簡単に書いた書類を渡してくれました。

自分の病気がわからないまま、私はモヤモヤした気持ちで総合病院をあとにしました。


すべてが繋がった瞬間

その日、いつも行っている精神科を受診しました。

私は、待ち合い室で不安がいっぱいでした。

もしここでも異常が無いと言われたらどうしよかと思って、手の震えが止まりませんでした。

受診室に私が入ると、先生はすぐに

「強いストレスが、最近あった?」

と私に聞きました。

私は、前の日に職場で起こったことを先生に話しました。

私の言葉に、先生は納得した様子でした。

「心因性ってわかる?」

と先生は私に聞きました。私は、首を横に振りました。そして、先生は話を進めました。

「君の耳も足も、本当は何も異常が無い。でも君には、聞こえないし、動けないと感じる。それは、ストレスに支配されてしまった心が、君の体を使ってSOSを出しているってことなんだ。心は、表に助けを求めることができないからね。心因性は、そういうことなんだよ。」

つまり、私の体はストレスによって動かなくなっているということです。

正式な病名は、心因性難聴、心因性歩行障害です。

ストレスから、こんなに体の異常が出ることに驚きました。

病名が出たことで、私の心はホッとしました。

病名が出た後の私の生活

うつ病を患っているのにもかかわらず、サイドメニューのように追加された心因性難聴、心因性歩行障害。戸惑いもありますが、ここでネガティブになれば、病気をさらに悪化させてしまうだけ。

まずは、歩くことを楽しみにしました。杖に可愛いシールを貼って、右足を引きずりながらでも歩くようにしました。確かに人目を気にしますが、それも慣れればいいこと。

耳は、仕方ないと諦めるしかありません。なるべく人の声を聞きとるようにしています。

うつ病・心因性歩行障害・心因性難聴 まとめ

心因性で体が動かなくなるというのは、なかなか人に理解されません。

うつ病を患っていた私ですら、知らなかったことですから、仕方がないのかもしれません。

しかし、そうなったからと言って暗く考える必要はありません。これもまた、人生の休養時間だととらえて、静養してみましょう。好きな時間に寝て、好きなものを食べて、好きなこ

とをする。これが、治療の第一歩です。前を向いて、歩きましょう。

(執筆 ハル門)

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ハル門 by
28歳、独身女。
一年前にうつ病を発症。2ヶ月前に、職場のパワハラにより、心因性歩行障害、心因性難聴を発症。
現在は病気療養に務め、うつ病でありながら明るい毎日を求めて試行錯誤。
前を向いて、歩いています。