障害者ライター陣の書く、障害者と健常者を繋ぐWEBマガジン

障がい者支援におけるコミュニケーションのあり方

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コミュニケーション

私は普段、発達障がいや、知的な障がいをもつ方々の支援をさせていただいています。

施設の中では、言語的コミュニケーションをとれる方々だけではなく、話すことが出来ず、自分の意志を伝えることが難しい利用者さんも多くいらっしゃいます。

利用者さんの中には、自分の意志がきちんと伝わらず、もどかしくなってくると、ついつい攻撃行動をしてしまう方々もいらっしゃいます。そんな時に、どうやって障がいのある方がとコミュニケーションを取ればいいのか、とても悩むことが多いです。

コミュニケーションがうまく取れずに、自分どうしたいのか、利用者さんにどうしてほしいのかをうまく伝えることが出来ないと、利用者さんはとてもイライラするようです。

パニック行動や自傷行動、他害行動をすることが多く、利用者さんにとってとても危険であると言えます。

コミュニケーションがうまく取れるのか、取れないのかは、施設内全体の安全にもかかわることで、大変重要なことです。

障害者施設利用者さんと援助者の間にツールを介在させる

利用者の方々とうまくコミュニケーションを取るためには、支援者と利用者の間に、何かツールを介在させるとコミュニケーションがうまく取れる場合があります。

例えば、言葉を話すことができず、あーあーといった喃語の様な発話しかできない利用者さんでも、文字盤を指さすことが出来たりします。「これを読んで」という意思を持って、支援者の指を文字盤にもっていこうとしたり、自身の指で文字盤を指さそうとしたりする利用者さんもいます。そういった指さし行動ができる利用者さんですと、コミュニケーションは比較的取りやすいように感じます。

文字盤以外にも、絵カードだったり、図版を用いると、コミュニケーションは取りやすく感じます。


障害者施設の援助者の陥りやすい燃え尽き症候群とは

知的な問題をもつ利用者さんが通う施設で働く援助者は、「燃え尽き症候群」に陥ること多いです。

燃え尽き症候群とは、極度の身体疲労と感情の枯渇を示す症候群です。教育、福祉、保育などの対人援助職の方が陥りやすい症候群で、障がい者支援に関わる援助者も、燃え尽き症候群になりやすいとされています。

コミュニケーションがうまく取れないと、利用者さんの精神の安定ができないばかりか、援助者も自分の関わりが適切なのかどうか悩むことが多く、ある日突然ぱったりと気力ややる気を失ってしまう場合があるのです。

まとめ 障害者施設利用者さんからの「ありがとう」の気持ち

援助者は、何を心の支えにしているのかというと、利用者さんから「ありがとう」の気持ちを伝えられることです。

利用者さんの中には、とぎれとぎれでも言葉を発することができる人がいます。そんな利用者さんから「ありがとう」と言われると、援助者は大変うれしいもので、また明日も頑張ろう、という気持ちに自然に向いていくことが出来ます。

中には、言葉で感謝の気持ちを伝えることが出来なくても、なんとなく態度で感謝の気持ちを伝えようとしてくれる利用者さんもいます。そんな時に、利用者さんの気持ちや態度をなんとなく察することが出来ると、援助者と利用者さんとの間には、つながったような感覚ができます。

障がい者支援において、人と人とのつながりを感じることは、利用者さんにとっても、援助者にとっても、毎日を充実したものとして生きるために必要なことになります。

(執筆 向日葵)

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向日葵 by
放課後等デイサービスと生活支援の領域において、パートの支援員として働いています。大学院在学時に障害児心理学と臨床心理学を学びました。日々の障がい者支援において感じたことや考えたことについて、大学院在学時に得た知識などと交えながら、お伝えできればと思います。