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うつ病、適応障害、不眠症に悩まされた作家 翡翠(ひすい)しおん

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鬱病 翡翠しおん

おはよう、こんにちは、こんばんわ。ライターの結です。

独り暮らしで自炊をしていると、実家に帰省するたびに家族がいることの有り難み感じます。

今回は小説サイトや文学フリマ(文学作品のイベント)で活動する作家・翡翠(ひすい)しおんさんにインタビューを行いました。

小説の執筆とイラストレーションをすべて自分で行うしおんさんは、過去にうつ病や適応障害、不眠症に悩まされていました。

明るくインタビューに応じていただけたしおんさんのバックグラウンドを聞いていくうちに、中々経験することのできない半生を語ってくれたのですが、作家としての考え方も含め、濃い内容となっています。

山あり谷あり!? うつ病、適応障害、不眠症に悩まされた翡翠しおんさんの半生

では、本日はよろしくお願いします。
翡翠しおんさん
よろしくお願いします!
実際にしおんさんが適応障害やうつ病などの診断を受けるようになったのはいつ頃だったのでしょうか?
翡翠しおんさん
正式に診断してもらったのは昨年ですね。それ以前に兆候というか、いろんなことがあって今に至っている感じはあります。
どんな出来事があったんですか?
翡翠しおんさん
まず、中学時代は不登校でしたし、高校も中退しちゃってそこから引きこもりニートとして過ごしていたのですが…
はい。
翡翠しおんさん
そこから大検を取って大学を卒業しました(笑)
す、凄いです…。しおんさんは今、私に向けて屈託のない笑顔を見せていますが、並大抵の努力ではないはずですよ(笑)
翡翠しおんさん
周りからはあまり経験したくない人生だと言われますね(笑)それで結果的に社会に出るのが2年くらい遅かったです。大学を卒業した後は公務員に就職して福岡の方で働いていまして、その時に不眠症やうつ症状が出て、適応障害もそのあとに診断されました。
話を聴く限りだと、しおんさんにとって生活や睡眠のバランスが取れなくなったように感じました。やはり公務員としての勤務は大変でしたか?
翡翠しおんさん
入っていきなり管理職で…、つまり上司になっちゃったんです(笑)
い、いきなり上司ですか!? 一気に飛び越えていきましたね…。
翡翠しおんさん
勿論、仕事のやり方とかは教えてもらって勤めていたんですが、責任感を強く求められる環境で「できて当たり前」が当然のようにあって、サービス残業もザラにありましたからね。職場の人間関係が一番の原因でした。
今更なんですが、これ記事にしちゃって本当に大丈夫ですか?
翡翠しおんさん
そこは大丈夫なので気にしないでください(笑)
ありがとうございます(笑)
翡翠しおんさん
そこからは仕事を辞めて、自宅療養に専念していた感じですね。
ちなみに現在の体調はどんな感じでしょうか?
翡翠しおんさん
現在はうつ病や適応障害の症状は回復して、新しい仕事にも就きました。おかげで「責任感」という言葉が大嫌いになりましたけど(笑)

「その人の人生を書ききらないと終われない」

ありがとうございます。次に創作活動についてのお話も伺っていきたいと思います。しおんさんは小説だけでなく、イラストも自分で手掛けているというのも特徴ですね。
翡翠しおんさん
そうですねー。でも物語の舞台がファンタジーではあるんですが、中身が非常に殺伐とした作品もあって、実際に手に取って読まれると驚かれます(笑)
それはいわゆる「ギャップ萌え」なのでしょうか(笑)
翡翠しおんさん
わたしはジブリ作品が好きで「ナウシカ」や「魔女の宅急便」「ラピュタ」などを見ていたのですが、実は「ガンダム」シリーズも好きなんです。
影響を受けた作品がそのままギャップとして前に出ているのですね(笑)
翡翠しおんさん
かもしれないですね。それから、かなりの確率で登場人物が退場してしまうのもあると思います。
それには何か理由があるのですか?
翡翠しおんさん
書いているときはどうしても「その人の人生を書ききらないと終われない」と考えている側面があります。
キャラクターも「人」だから、その人生にも終わりがあるということですね。
翡翠しおんさん
そうですね。残った人たちが多いと続編を匂わせる感じになりそうなので、今書いている作品で完結させるようにしていますが、それでもページが文庫本2冊以上になってしまったりするので泣く泣く削ってしまうことが多いです(笑)
自分で手掛けるからこそ、ついつい作り込んでしまうのはよく解ります。私も凝りだすとキリが無くなってしまう性分なので(笑)

「3回読んで3回面白い作品」

翡翠しおんさん
それから小説だと森博嗣さんが好きで、謎を隠しながら物語を進めていく表現が良いですね。見えているようで見えていない状態の表現というか。
読み終えてからまた読み返すと新たな発見があったりしますよね。
翡翠しおんさん
わたしの中では3回読んで3回とも面白い内容が良い作品だと思っています。さも味方だったようなキャラクターが敵になっていて「どこから裏切ったんだろう?」と読み返していくのが楽しいです。
物語の展開を考えるのも創作の醍醐味ですね。それでは、最後にしおんさんの今後の展望などありましたら教えてください。
翡翠しおんさん
本当は小説ってもっと面白いものだと伝えていきたいです。物語を知ってもらうために4コママンガを描きはじめて、小説への入り口を広くしようと考えています。わたしの作品がいろんな人の手に取ってもらって、そこから様々な小説へ手を伸ばすきっかけを作っていけたらなと思います。


生きていて色んなことがありましたけれども、過去の出来事があって今の活動ができている楽しさを実感しています。

ありがとうございました! 貴重なお話を聞けて本当に良かったです。
翡翠しおんさん
いえいえ! こちらこそありがとうございました!

翡翠しおんさんの活動についてはこちらをチェックしてみてください↓

翡翠しおんさんのTwitter

翡翠しおんさんのホームページ

参考:Fuminners「うつ病と睡眠障害の関係とは?」

(執筆&インタビュアー 結)

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結 by

結です。
小説と音楽を中心に色んなことをしています。
大学時代に適応障害の診断を受け、治療を始めました。
現在は小康状態でアルバイトもできるようになり、少しずつですが活動範囲を広げています。