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私が知的障がい者支援に携わることになったきっかけ

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障害者支援 きっかけ

今回は、私が知的障がい者支援に携わることになったきっかけや幼少期の思い出などについて振り返って執筆してみたいと思います。今現在知的障がい者の方々に対して支援させていただいている身ですが、昔は障がいのある方が怖かった時期もあります。そんな時期があったことについて今なら反省できるのですが、幼少期に怖い思いをしたり、仕事を始めたばかりのころは泣きたいような気持ちになることも多かったように感じています。

私が知的障がい者支援に携わる前 小学生のころ…

私が小学生ぐらいのころは、知的障がいの児童が通常学級に1名ほど在籍するという学校の方針が存在していました。1年生のころに初めてクラスで障がい者と出会うことになったのです。そして、確か3年生のころにクラスの席替えで障がいのある子と一緒の班になりました。その時は特別支援の先生がお子さんに専属でついていて、何かあればその先生が対応していたように思います。

私が特に印象的だったのは給食の時だったように思います。

お子さんは一人では食事をとることが出来ないため、先生が支援をしていました。先生が支援しているのを給食中、あまりにもじっと見つめすぎて、先生に「どうしたの?」と注意されることがありました。その時私が考えていたことは「どうして自分で食べないの?」という疑問でした。

今にして思えば、その子はしたくともできない状態であったのにも関わらず、短絡的で冷たい考えだったなぁと思います。また自分の中で障がいのある方は「できないことが多い」と勝手に頭の中で決めつけていたように思います。

私が知的障がい者支援に携わる前 中学生のころ…

中学生のころ、私は知的障がいのある、ひとつ上の男の先輩にいきなり昼休み中に追いかけまわされた記憶があります。その時はとても怖かったし、追いつかれてたくさん唾を吐かれたのを覚えています。その時感じたのは、怖さと悲しさでした。どうしてこんなことをされなければならないのかと怒りも感じました。


私が知的障がい者支援に携わる前 大学生になって

それから何年か経って、私は大学で障害児心理学を学ぶことになりました。大学では、障がいは脳の機能障害によって生じるため、本人には全く非がないということや、障がいを抱えた親御さんが自身の育児方法やしつけに問題があるのではないかと抑鬱的になり、悩みやすいことも学びました。

大学で障害児心理学や発達心理学など学ぶにしたがって、幼少期のころの思い出も、だんだんとちがった意味をもつようになってきたと思いました。

幼少期のころは、障害のある方はどうして他者を攻撃してくるのか分からず、怖さと悲しさ、どうして?という疑問が強かったです。しかし、きちんと学問として障がいのことを学ぶことで、障がいを抱えている人は何かしらの伝えたいメッセージを持っていて、そのメッセージを私たちに伝えようとして行動が先にでてしまうのだと理解することができました。みんな伝えたい思いがあって一生懸命なんだと思いました。

知的障がい者支援 これからの目標

その後、社会に出たときに将来の選択肢として知的障がい者支援に携わることになりました。障がいのある方のすべてが理解できるわけではないし、時にはどんな思いでいるのかが分からないこともあります。

仕事を始めたばかりのころは突然かまれたり、ひっかかれたりしては家で落ち込んでいました。しかし、私はこの仕事を通して幼少のころ、中学生のころに感じた怖さ、悲しさの先にあるものを探求していきたいと思っています。

(執筆 向日葵)

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向日葵 by
放課後等デイサービスと生活支援の領域において、パートの支援員として働いています。大学院在学時に障害児心理学と臨床心理学を学びました。日々の障がい者支援において感じたことや考えたことについて、大学院在学時に得た知識などと交えながら、お伝えできればと思います。