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障害者であるはずのステッキユーザーがバスで席を譲られても断る理由

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障害者 ステッキユーザー

知人から「ステッキユーザーに席を譲っても、断られて不愉快」という話を聞いたので、ステッキユーザーの知ってほしい真実を書きました。ついでに、知っておいた方がよいステッキユーザーへの対応も書いておきます。

障害者なのに何故、席を譲られても座らない?

ステッキユーザーが、席を譲られても断る理由は障がいの数だけ存在します。例えば、世間的にステッキをついていることは、立っていることが辛いという認識です。

私の場合、足の指の健とアキレス健を切る手術を行いました。それゆえに、踏み込む力や踏ん張る力が弱いです。

歩行のためよりもバスや電車の揺れに耐えられないので、ステッキを持っています。では、もう少し分かりやすく、杖を松葉杖に変換して考えてみましょう。

松葉杖ユーザーに席を譲っても、なかなか席に座れない光景が目に浮かびませんか。なぜなら、見た目で立つことや座ることが大変だということが分かります。

ステッキユーザーの中には、松葉杖ユーザーと同じ辛さをかかえていることがあります。これからは、杖を松葉杖と考えてステッキユーザーを考えることも良いでしょう。

杖=足が悪いわけではない

膝や腰が悪いので、ステッキをついているユーザーも多いです。つまり、膝の曲げ伸ばしが痛ければ椅子に座れないです。

二駅ほどの移動ならば、椅子に座る前に目的地に到着することがあります。それでも、椅子に座るか座らないかはステッキユーザーも格闘しています。

腰が痛ければ運転中の椅子の振動で、痛みが悪化するユーザーがおられるかもしれません。けして、席を譲られて座らない行為は悪意ではありません。


バスの運転中に席を譲るリスク

バスの運転中は非常にバランスがとりにくく、動くことすらできないことが多いです。そのため、プルプル体が震えて思わず、席を譲ろうとする乗客が現れます。

ステッキユーザーは、乗客の優しさに席につこうとしますが転倒のおそれがあります。それでも、乗客の優しさに応えたいユーザーがいます。

私の場合、転倒するだけで骨折の可能性があります。なので、転倒すれば救急車をよぶ事態に発展しかねません。

席を譲る際は「バスが止まってからで大丈夫ですよ」と、一声かけていただけると嬉しいです。

障害者であるステッキユーザーに席を立ってもらいたい時の対応

ステッキユーザーは、降りたい乗客がいると雰囲気で降りたい気持ちを察する力をもっています。ただ、困ることはバスが運転中に降りようとする乗客です。

バスが止まってから、席の移動をお願いしたいです。とても、急いでいる時は「バスが止まってからで大丈夫ですよ。」とあらかじめ、一声かけていただけるとスムーズです。

先ほどから繰り返している「バスが止まってからで大丈夫ですよ」は、ステッキユーザーにとっても乗客にとっても魔法の言葉です。その一言で、お互いの気持ちが繋がりやすいです。

下肢障がいの私が思っているステッキユーザーの気持ちを書きました。それでも、違う理由でステッキを愛用しているユーザーも多いです。

乗客に分かってほしいことは、譲られる行為は嬉しいです。もし、座らなくてもステッキユーザーの心は幸せに満ちています。

(執筆 城岸美稀)

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城岸美稀 by
アトリエmimaRe(アトリエミマレ) 第2種 6級身体障害者
絵画・壁画・イラスト・ライター・モデル・メディア出演などチャレンジ精神旺盛なフリーイラストレーター。
アウトドア・インドア・人の性格に対して「嫌い」というくくりはない。
子供の心が楽になる絵画教室建設を夢見ている。
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