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障害者支援員の、放課後デイサービスにおける喜び 「利用者さんの出来ることが増える」

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障害者支援

私は現在、主に知的障がい、発達障がいのお子さんや成人の方の支援をさせていただいています。対人援助職に就いていると、自分の仕事の仕方は本当にこれでよいのだろうか? 何か間違っていることはないだろうかと考えることが多いです。また、特に利用者さんとのコミュニケーションの取り方に四苦八苦したり、利用者さんの気持ちを汲めるように悩んだりすることが多いです。

それでも知的障がいのある方の支援は奥が深く大変充実している仕事だと思います。

障害者と支援員の信頼関係の構築には時間がかかる

利用者さんの中には利用者さんが小学生のころから関わっている方がほとんどです。

会った当初は一人でトイレに行くことが出来なかったり、職員との約束(例えば宿題の時間はきちんと自分の宿題をする、ダンスなどの行事の際はなるべく集団で行動できるようにする、汚い言葉を用いない…等)を守ることができなかったりする子が多かったように思います。しかし、少しずつ利用者さんとの対話を続けていると、自然と信頼関係が築いていって、こちらの言うことをすんなりと聞き入れてくれたり、集団の中で友達に優しくなったりしていきます。

何か特別なことをしたわけではないのに、確かに利用者さんとの間には確かな絆が形成されているように感じることがあります。知的障がい者支援に限った事ではないでしょうが、誰かのためを思い、心をこめて接することはとても大事なことなのではないかとしみじみ思います。

障害者の出来ることが増える嬉しさ

最近嬉しいことがありました。それは、重度の知的な障がいをもっている利用者さんでオムツを着用している方がトイレで普通に座って便を出すことが出来たのです。


知的障がい者支援においてトイレットトレーニングをすることはとても重要で、トイレが自立できるのかできないのかでは、全体的な生活の自立度に関わることです。

トイレットトレーニングはなるべく早い段階から行うことが望ましいのですが、適切な支援施設に恵まれなかったり、支援制度に詳しくなかったりすると、成人の時までほとんどトイレットトレーニングをしてこなかった方々も多くいらっしゃるのが現状です。

まずは便座に座らせて、慣れさせるということから支援は始まりますが、トイレットトレーニングは長期にわたることが多い印象です。そんな中で初めて便座でトイレが出来た時、とても嬉しく感じました! この習慣がこれから定着できるように支援をしていきたいと思ったのと、利用者さんに対して「頑張ったね!やれば必ずできるね!」と称賛の気持ちが自然と湧きました。

障害者支援員 まとめ

人は自分の欠点や自分のできないことは目立って見える生き物ではないかと思います。利用者さんに対して「あれができないじゃないか。これができないじゃないか」と目くじらを立てることは利用者さんのためにならないと思います。あれができない、これができないということは些細なことです。むしろ利用者さんがどのような事ができるようになったら生活の質が向上するのか、より幸せになれるのかどうかということに着目していくことが必要なのだと思います。

利用者さんの成長を間近で見れることは大変幸せなことです。仕事をする上での心の支えにもなっているように感じています。

(執筆 向日葵)

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向日葵 by

放課後等デイサービスと生活支援の領域において、パートの支援員として働いています。大学院在学時に障害児心理学と臨床心理学を学びました。日々の障がい者支援において感じたことや考えたことについて、大学院在学時に得た知識などと交えながら、お伝えできればと思います。