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アスペルガーの才能は偏りすぎてて評価されにくい

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アスペルガー 才能

我々アスペルガー症候群を持つ人は、社交性が無かったり不器用だったり、いろいろと苦手なことが多いです。一方で、アスペルガーには苦手なことが多い分得意な分野に関しては健常者をはるかに凌駕する才能を持っているという論調を見かけることがあります。

実はあのアインシュタインやスティーブジョブスもアスペルガーの可能性があるなどという真偽の定かでない噂もネットなどではささやかれています。

私はそういったまるでアスペルガーを天才扱いするような話を聞くたびに、何とも言えない気持ちになります。

確かに一部のアスペルガーの人たちの中は科学やIT,文筆などの世界で素晴らしい活躍をしています。しかしそれは本当にごく一部の話であり、大半のアスペルガーの人たちは私同様その極端に偏った才能に苦悩しているのです。

アスペルガーがサッカーで開花した才能

私は小学生のころ地元のサッカークラブに所属していました。特別サッカーの才能がなかった私ですが、なぜか相手のボールを奪うことだけは以上に上手かったのです。その頃はボールを持っている選手がどんなに機敏に動いて巧みなフェイントをしてこようとも、そのボールを奪う自信がありました。ただ、ドリブルもフェイントもパスもシュートも並以下だった私は、せっかく奪ったボールもすぐにとられてしまっていたのです。結局サッカーには楽しさを見いだせなかった私は中学校では野球部に入ることになります。


アスペルガーが野球で開花した才能

中学校で野球部に入った私は、またもや自分の偏った才能に気づきます。外野手だった私は、フライをとることだけは異様に上手かったのです。試合中にもダイビングキャッチや背面キャッチで際どいフライをアウトにしていきました。しかしやはりフライ捕球以外はからっきし駄目でした。特に送球はひどく、フライを取った後にまともに内野手にボールを返球できないのです。野球で花開いたこの狭い才能も、結局チームの勝利に貢献するものにはなりませんでした。

アスペルガーの興味の関心の狭さからくる能力の偏り

小学校、中学校から極端に偏ったスポーツの才能を持っていた私ですが、今思い返してみるとあれは興味の関心の狭さからくるものだったのではないかと思います。

サッカーをしていたころには、相手のボールを奪うことが楽しくてその練習だけを張り切ってやっていた気がするし、野球をやっていたころはやはりフライ捕球の練習に力を入れて送球の練習はおろそかになってしまっていました。

興味が偏っていたからこそ私の能力はいつまでも偏ったままだったのです。

アスペルガーの才能 結論

今回私はスポーツの話をしましたが、世の中には他にもとんでもない才能の偏り方をしているアスペルガーの方がたくさんいると思います。

才能はあるにもかかわらず彼らが生き辛いのは、その偏りすぎた才能を活かせる器がまだ今の社会にはないからなのでしょう。

いつか私のフライ捕球が評価される時代が来ることを切に願っています。

(執筆者 さいけ)

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さいけ by
地方の公立大学に入学するも、持ち前のアスペルガーの性質からか大学の雰囲気に馴染めずに半年大学に通っては不登校になる日々を繰り返す。結局は大学4年の終わりに単位が足らずに退学をするはめになる。 現在は派遣の仕事をして生計を立てる毎日。