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聴覚過敏者が子供の頃に悩んだ場面

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聴覚過敏 花火

私は、大人になってから聴覚過敏と診断されました。しかしながら、幼少期から聴覚過敏には、悩んでいました。

子供の頃と大人になってからでは、聴覚過敏に悩む状況が、大きく変化しました。そこで、子供の頃に、聴覚過敏で悩んだ場面を書きました。また、私の他の障がいは、身体障がいのみです。かつ、軽度の聴覚過敏ですが、参考になれば幸いです。

聴覚が過敏過ぎて苦しい学校生活

私が小学生の頃に、聴覚過敏で苦しかった行事は、運動会です。というのは、徒競走のピストルの発砲音が、一日中、鳴り響くからです。なお、当時の私の見た目は健康なので、徒競走に参加をしたくないとは、言えませんでした。

私の徒競走の様子は、スタート時の発砲音に驚いて、他人より出遅れました。また、早く走りたい気持ちは強く、出遅れない努力は、精神的にもストレスがかかりました。いわば、私にとって、運動会は暴動に巻き込まれる恐怖感です。

私は音楽の授業も、苦しかったです。なぜなら、自分自身の声のボリュームが分からないため、歌のテストは困難でした。いわば、必死に歌っていても声が届かないか、大きな歌声になるかのどちらかで、クラスで目立つ存在になりました。

同じような理由で、国語の授業は、音読が苦手でした。というのは、どこまで声が届いているのか分からないため、教師に注意されないか不安でした。また、音読のテストは、本番一週間前から緊張をして、精神面も不安定になりました。

登下校も四苦八苦

学校行事以外でも、苦しい思い出が残っています。

私は登下校時に、出会う犬が苦手でした。なぜなら、吠えてくるからです。

私にとって、犬の吠え声は耳に響き、黒板を爪で引っかく音ほど耐えられないです。なお、犬は大好きです。また、噛むことについては恐怖感がなく、犬以外の動物は怖くはありませんでした。そのため、かわいい小型犬でも吠えるなら、友達のペットでも近づけませんでした。

犬を飼っている家の側を、通らないようにしたり、犬から逃げることは可能と思われるかもしれません。しかしながら、集団下校のため、道が決まっていました。また、犬を好きな子供が多いため、犬に近寄る機会は増えました。


皆と同じ遊びができない

小学生の時は、私も叫びながら遊びたかったです。しかしながら、子供のキンキンする叫び声は、耳が潰れそうになり、耐えられませんでした。ゆえに、おおぜいの子供や叫ぶ子供には、近寄りがたかったです。および、私は周囲から大人しい子供と、思われていたかもしれません。

林間学校や修学旅行でも、周囲の音が気になり、就寝が遅くなり寝不足になりました。また、子供たちと昼寝をしても、私は音が気になるため、眠るふりをしていました。そのため、昼寝は休息どころか、疲労や痺れに耐える修行に思えました。

音をたてて、楽しむ遊びにも苦しみました。例えば、風船を割ったり、折り紙の紙でっぽうを鳴らしたり、牛乳パックに空気を閉じ込めて、勢いよく踏んで大きな音を鳴らす遊びです。なお、子供は音や人を驚かし楽しんで、音が気になる子供は少数でした。かつ、音が気になる子供は苦しいよりも、びっくりしたり、うるさくて迷惑だから気になっている様子でした。

聴覚過敏を見逃した訳

私が聴覚過敏と気づかなかった理由は、周囲に音が苦手な子供がいなかったからです。また、子供の頃は知識が少なく、音が苦手と気づかず、音が聴こえすぎると思っていました。かつ、犬が苦手、運動会が苦手など、動物や行事そのものが苦手と思い込んでいました。それに、授業はうけられたため、教師からも聴覚過敏と気づかれなかったです。

小学生の頃は聴力検査があったかは、覚えていないです。ただ、あったとしても、検査にひっかかった記憶がないため、聴覚過敏とは気づかなかったです。

私の経験から子供がいる親に、気にしていただきたいことがあります。大きな音が鳴る場面で子供の耳元を、気にしていただきたいです。なぜなら、私の場合はとっさに耳を塞いだり、耳を守るしぐさを見せていました。また、楽しい場面で、音の鳴る場所から離れました。ちなみに、幼少期の花火大会では、花火の音に耐えられず、泣きっぱなしでした。なお、数十分も花火を見た記憶がなく、無理を言って帰りました。

あくまで、私は軽度の聴覚過敏者です。ゆえに、私が書いた記事の全てが、聴覚過敏者に当てはまるとは言えません。ただ、子供の聴覚過敏は、知識が豊富な大人に、気づいていただきたいです。

(執筆 城岸美稀)

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城岸美稀 by
アトリエmimaRe(アトリエミマレ) 第2種 6級身体障害者
絵画・壁画・イラスト・ライター・モデル・メディア出演などチャレンジ精神旺盛なフリーイラストレーター。
アウトドア・インドア・人の性格に対して「嫌い」というくくりはない。
子供の心が楽になる絵画教室建設を夢見ている。
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