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交通事故で右側肢体不自由になった私 それでもハイヒールを履く理由

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交通事故

私は15年前から右側の足が不自由です。

何故、足が不自由になったのか。また、足が不自由なのになぜハイヒールを履くのか?

今回はその理由をお話したいと思います。

右側肢体不自由になったきっかけは交通事故

28歳の夏、原付バイクでいつものように片側4車線ある大きな道路を走っていました。

ここはいつも1車線目は路上駐車のメッカです。

その路上駐車の車の横を走っていたら急に四輪駆動車がヒョイと方向指示器も出さずに頭を出しました。

すごい衝撃で衝突し目が回り、気がつけば私は4車線目まで飛ばされました。

幸いな事にいつもはトラックでいっぱいの道路ですが東京のお盆は車はほとんど走っていなくて私は救急車が来るまで横たわっていました。

救急隊員の一人が私の首にコルセットを巻いてくれていました。

長くて量も多い私の髪のせいでうまく巻けないらしく「髪が多いなぁ。。。」と何度も愚痴っていたのを聞いて痛いながらも心の中で笑いながらだんだんと意識が薄れていきました。

右側肢体不自由のリハビリの日々

目が覚めると病院のベッドの上でした。

痛くて体がちっとも動かせません。

検査の結果、胸椎圧迫骨折2箇所、全身打撲。

圧迫骨折は固定するしか治療のしようがなくギブスで首から足の付け根ギリギリまで固めてまるで黒ひげ危機一髪のような身体のままつぶれた胸椎二つを筋肉で支える為のリハビリの日々が始まりました。

半年の入院でした。

圧迫骨折と、ひどい打撲のせいで太ももの感覚がなくなり足が上がらなくなったのです。

そんな風にして私の右足が不自由になってしまいました。

その5年後にまたもや不自由の加算が

交通事故で不自由になった足にだいぶ慣れてきた頃、今度は癌になりました。

両方の足の付け根のリンパ節を全部取り除いてしまった為に、またもや足の不自由が加算されてしまいました。浮腫、むくみです。

常に弾性ストッキングという、一日中足をギュッと締め付けるストッキングの着用が必須になりました。

お金もかかるし、夏は暑いし踏んだり蹴ったりな悲しい気持ちでした。


 偶然の発見! 肢体不自由でもうまく歩けるアイテム

事故で太ももの感覚がなくなり、足を前に出すことがうまくできなくなりました。

「テレジアちゃんはペンギンみたいな歩き方やなぁ」と言われました。膝から下を動かしてペタペタ歩いていたからです。

前に出しにくい右足を庇うので左足もとても疲れます。

ある日、むくみに良いと聞いてふくらはぎを鍛えようとつま先立ちで歯磨きをしていた時です。

慣れないつま先立ちでずっとは立っていられず、どうしても前や後ろにグラクラしてはまたつま先立ちをする。これを繰り返していた時にピン!と頭に電球が光りました。

『つま先立ちなら足が自然と前に出る!』

早速靴箱からずいぶん前に履いてた5センチヒールを取り出して履いて歩いてみました。

しばらく履いてないヒールになれないながらも、つま先立ちに自然になるのでそこから足を前に出すのはとても楽でした。

しかも、弾性ストッキングにもしっくり合いました。

驚きでした。そしてとても嬉しくなりました。

嬉しくなって今まで、かわいいなぁと眺めてばかりだった靴屋さんに行きたくさん試着しまくってかわいいハイヒールを買そろえました。

交通事故で右側肢体不自由 まとめ

今でも右足と左足の太さが違います。元には戻るません。

ですが、偶然のつま先立ち歯磨きのおかけで今ではいろんな色のいろんなヒールが靴箱に並んでいます。

歩きやすくなった事もそうですが、お洋服を選ぶのが楽しくなりました。

何よりちょっと見ただけでは足が悪いなんてわからなくなった事です。

そして、人に気を使わせなくてよくなった事です。

今では、私がバスや電車の席を自然に譲る事もできるようになりました。

あの時の偶然のつま先立ちも神様からのヒントだったのかなぁと思いながら、カツカツ音を立ててヒールを履いて外へ出かけていく毎日です。

(執筆 テレジア)

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テレジア by

「私のシアワセはみんなに支えられている」

そう思いつつ、自分でもどんどんシアワセを掴みに行きます。

 趣味はライブ鑑賞。ライブの神様が私をいつも守ってくれています。

腰椎損傷、癌、鬱、不眠に不安と色々ですが、風に揺れる小さき花のように穏やかでありたいと思っています。