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障害年金とは? 障害年金の受給にチャレンジした障がい者の話

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障害年金

私が障害年金を請求した際、大変だった出来事を書いています。なお、大まかな障害年金の知識や、障害年金の不支給率など、まとめています。また、障害年金は複雑な内容なので、この記事が、全て正しいとは言い切れません。そのため、障害年金の詳細については、日本年金機構のホームページを見ていただきたいです。

障害年金とは?

最初に障害年金の、大まかな概要をお伝えします。なお、私自身、障害年金の請求をしましたが、中身が複雑なため、障害年金サポートサービスから文章を引用しています。では、障害年金とは、何かを見ていきましょう。

障害年金とは、日常生活に制限を受けるような病気やケガで、働くことが困難な場合に、 国の公的な年金として金銭的な援助受けることができる制度です。

※ 障害者年金と覚え間違いしている方がおられますが、正しくは障害年金と言います。

ただ残念なことに、国や医療機関の周知不足によってあまり存在を知られていません。 また、手続きや制度の複雑さ、申請が通す難しさなど、さまざまなハードルがあり受給を断念する方も多いのが現状です。

ここでは、受給対象者である障害者の方々へお力になれるように障害年金の基本知識を分かり易く解説いたします。

障害年金ってどのくらいの人が受給してるの?

厚生労働省が発表している年金制度基礎調査によると現在約194万人が障害年金を受給しています。

内閣府の障害者白書によると、20歳以上65歳未満で障害がある人は約323万人(身体障害:約111万人,知的障害:約40万人,精神障害:約172万人)になるので、 障害年金の請求できる可能性がある人の中で約6割の方しか受給していないのが現状です。

もちろん、この統計で障害者と認定されている人の中には障害年金の受給要件に満たしていない方もいますし、 障害者と認定されていなくても受給できる資格を得ている方もいますので正確な数値ではないですが、 間違いなく言えるのは、本来貰えるはずのお金を貰えていない人たちがいるということです。

私でも貰える? 障害年金の受給資格

まずはじめに確認しなければならないことは、自分が障害年金を受給できる資格をもっているのかということです。 障害年金は誰でも受給できるわけではありません。 身体や精神にまつわる障害のため日常生活に困難が生じている人が対象で、以下の3つの条件を満たしている方が受給対象となります。

初診日(※1)当日に20歳以上65歳未満である

初診日基準なので現在65歳以上でも対象になります

先天性の障害ならびに20歳前に障害を発病した方は20歳未満でも対象になります

初診日当日に国民,厚生,共済年金のいずれかに加入しており一定期間保険料を払っている

障害の程度が条件を満たしている

障害年金の受給要件を満たさない場合でも「障害手当金」であれば受給できる場合があります

※1 初診日とは、現在の傷病もしくはそのキッカケとなった傷病で、医師から初めて診断を受けた日になります

引用 障害年金サポートサービス

私は障がい者になってから、病院や公的機関から障害年金について、教えてもらったことがありません。そのため、障害年金の存在を知らずに、何年も過ごしていました。また、遠方の障害年金受給者から、障害年金について、教えていただきました。ゆえに、障害年金の認知度は、低いと感じました。

障害年金の請求にたどりつけない

これから記載する内容は、私が現在と過去の障がいを、さかのぼって請求を行った話です。なお、障害年金はさかのぼって、請求が行えます。また、私は下肢障がいで、第二種の身体障がい者手帳を持っていますが、周囲から障害年金は受給できない障がい者と、言われていました。


・費用と時間がかかる

障害年金の請求を行う際に、医師の診断書が必要でした。しかし、さかのぼり請求も行ったため、必要な書類が倍ほど増えました。また、地方に通院していたことがあり、診断書を取りに行く交通費がかさばりました。ゆえに、請求書類の収集に数万円はかかり、1カ月ほどの期間が過ぎました。また、さかのぼるということは、医師の記憶力やカルテの量も重要です。

障害年金の請求に、必要な病歴・就労状況等申立書の作成は大変でした。なぜなら、転院した病院や通院していた時期を、思い出さなければいけません。また、同居人や介助者がいなければ、助けがなく、通院の時期が思い出せず大変です。かつ、日常生活も記載しなければいけず、心身がともに疲れました。

引越しや転院が多いほど、障害年金の請求書類の収集は困難と思えます。というのは、私の場合は、通院していた病院名が変わっていたリ、担当医が辞めていたりと、情報収集が困難でした。

・何回も年金事務所に通わなければいけない

私が年金事務所に訪れた回数は、五回ほどです。というのは、年金事務所で請求に必要な書類を聞いたり、申請を行うからです。また、障害年金が受給できないと思える語句が見つかれば、訂正を求められました。そのため、何度も年金事務所に訪れては、訂正といった形です。しかしながら、訂正を求める行為は、障害年金が受給できるようにという優しさで、訂正を求めない年金事務所もあるかと思います。

・申請の条件が厳しい

生活が厳しく国民年金の加入ができず、障害年金の請求ができない障がい者が存在します。また、初診日が調べられなかったり、請求書類の記入漏れで障害年金が、認定されないこともあります。

私は、病歴・就労状況等申立書を、書き間違えることが多く、パソコンで作成しました。しかし、障がいによっては字が書けず、記憶がなかったり、病歴・就労状況等申立書の作成は、困難と感じました。

障害年金は受給しにくい?

厚生労働省の「障害基礎年金の障害認定の地域差に関する調査結果」を見ると、地域によって差があります。

栃木県は、不支給割合が一番低くて、4.0%です。しかし、大分県は不支給割合が一番高くて、24.4%です。ゆえに、不支給率の割合に、6倍の差があります。また、東日本は不支給割合が低く、西日本は不支給割合が高いです。つまり、地域によって、障がい者の偏見があるのかもしれません。

障害年金は、国民年金か厚生年金のどちらに加入をするかによって、不支給率が変わると思いました。というのは、厚生年金加入者は、障害厚生年金が3級まで存在します。しかし、国民年金加入者は、障害基礎年金となり、3級が存在しません。いわば、3級と認められても、国民年金加入者は、障害年金を受給できません。また、私も障害年金は3級でしたが、受給できませんでした。

障害年金認定の対象外の障がいも、存在します。なお、複数の障がいをもっていれば、認定されるケースがあります。また、障害年金認定の対象外の障がいであっても、100%落ちるとは言い切れないです。

障害年金は、様々な問題を抱えていると感じました。また、障害年金の審査期間は、数カ月かかる人が多いです。なお、認定されなければ、不服申立てが行えます。しかし、審査期間が伸びると、心身がともに疲れてきます。なぜなら、障害年金は最後の砦として、請求を行う方が多いです。ただ、お金があれば、弁護士などに、障害年金の請求の代行を依頼できます。しかし、障がい当事者の記憶は、必要と思えました。

(執筆 城岸美稀)

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城岸美稀 by
アトリエmimaRe(アトリエミマレ) 第2種 6級身体障害者
絵画・壁画・イラスト・ライター・モデル・メディア出演などチャレンジ精神旺盛なフリーイラストレーター。
アウトドア・インドア・人の性格に対して「嫌い」というくくりはない。
子供の心が楽になる絵画教室建設を夢見ている。
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